
オリジナルブランドがほしいという声に、サロンの負担を最小限に抑えて応えるのがケラニット
NAKAGAWAがセルバイモデルとうたう「ケラニット」は、10本から注文できる小ロットOEMのシャンプー&トリートメント。サロン独自のラベルを貼るだけで、オリジナルの店販品になる。
その開発背景について、取締役の三井啓輔さん、ウルトラメディア部の小田原由佳さんと安田澪さんに聞いた。
「ケラニット」にはラベルがない

2024年3月の発売から1年が経ち、「サロン様にとって非常に売り上げを作りやすい商品として受け入れられている」と、三井さんは手応えを感じている。
ドラッグストアやバラエティショップ、ECサイトで販売されると値崩れが起きるため、店販品はやはりサロン専売品が求められる。それでも競合があるため、“その美容室でしか買えないオリジナル品”が店販品として強く、サロンのブランディングにも役立つ。
しかし、OEMは最小ロットが百個単位であることが多く、美容室にとっては在庫を抱えるリスクがある。そこでNAKAGAWAは“本体は10本から、詰め替えは6本から注文できる”という圧倒的小ロットのセルバイモデルという仕組みをつくった。
ケラニットの中身はすべて同じで、高濃度ケラチン配合のシャンプー&トリートメント。ただ、メーカーではラベルをつけない。ラベルのみオリジナルのデザインにすることで、その美容室だけの店販品としてお客さまに紹介できる。

気軽で自由な“セルバイモデル”
柔軟な発想から生まれたセルバイモデル。実は、NAKAGAWAは10年前から、量り売りのシャンプー&トリートメント「セルバイウェイト」を展開しており、そこで得た知見がこの仕組みに活かされているという。


販売モデルのユニークさに注目が集まるケラニットだが、その中身も独自性が光る。
厳選した2種類のケラチンを高濃度に配合しており、「マニアックな当社の集大成と言えるシャントリ」(三井さん)という自信作だ。
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さらに、オリジナルラベルの良さは、買って帰ったお客さまが毎日の入浴時に目にすることだという。
「バスタイムに繰り返し目に触れることで、お客さまの生活にサロンの存在が浸透します。それが来店率やリピート購入率アップにつながります」と三井さん。商品を通じてお客さまと接触の機会が増える。そんな役割も果たすケラニットは発売2年目を迎え、一層の広がりを見せそうだ。

三井啓輔
NAKAGAWA取締役

小田原由佳
NAKAGAWAウルトラメディア部

安田澪
NAKAGAWAウルトラメディア部
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