
現地で開催したローンチ記念イベント。モデルが着用しているのは、顔の下半分につけて表情筋を鍛えるEMS美顔器「メディリフト プラス」
ヤーマンが中東に進出する。アラビア語のECサイトを開設し、サウジアラビアの首都リヤドにある美容クリニックで販売を開始した。
サウジアラビアは年齢の中央値が29歳で、30歳未満が約6割を占めるほど若年層が多く、美容機器の市場として期待値が高い。
中東5カ国で通販スタート
ECサイトの配送エリアは、サウジアラビア、クウェート、バーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールの5カ国で、2025年1月31日からサービスを開始している。
サウジアラビアの美容クリニックでは、表情筋を鍛えるEMS美顔器「メディリフト プラス」と超音波で皮脂汚れを取り除く「ハイドラブライトスキン」の2製品を取り扱う。
中東5カ国が対象のECサイトでは、これに美白とリフトケアの美顔器「フォトプラス プレステージ SP」を加えた3製品を販売する。

グローバルブランド・カンパニー目指し海外展開強化
ヤーマンの海外事業売上高は112億5600万円に上り、全体売上高の35.2%を占める(2024年4月期)。2021年以降、常に全体売上高の30%以上を海外事業から得ている。
中期経営計画(2023年5月〜2028年4月)でも「グローバルブランド・カンパニー」を目指すと明言しており、今後も海外展開を強化していく構えだ。
