b-ex、キラテラが目標比127% 今秋にマス層向け12色投入

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b-ex、キラテラが目標比127% 今秋にマス層向け12色投入

2月に都内で開かれたディーラー向け方針発表会でヘアカラー施策の手応えを語る福井社長

2024年6月に発売されたヘアカラーブランド「KIRATERA(キラテラ)」が快進撃を続けている。

b-exは初年度の売上高が目標比127%を達成し、ヘアカラーカテゴリーが前年比107%に伸長したことを明らかにした。

唯一無二を目指し強烈発色・高濃度設計

キラテラは唯一無二を目指して開発されたヘアカラー。人気美容師の樗木(おおてき)佑太さん(THE SLICK)とRYUSEIさん(PELE)の協力を得て2年半をかけて作り上げ、強烈発色と高濃度を実現した。

b-exのヘアカラー「KIRATERA(キラテラ)」開発者インタビューの樗木佑太さん(THE SLICK)とRYUSEIさん(PELE)
「キラテラはできない色をなくすヘアカラー」と話すRYUSEIさん㊨。「ひとつのブランドで完結します」と樗木さん㊧(インタビューより)

>> できない色はない!強烈発色・高濃度のヘアカラー「キラテラ」はなぜ生まれた? 樗木佑太さん×RYUSEIさんインタビュー

年半ばの6月発売だったにもかかわらず、キラテラが全体の業績を力強くけん引。2024年度(1~12月)のヘアカラーカテゴリーは前年比107%に拡大した。

キラテラ発売以降(6~12月)に限ると116%に上り、この7カ月間におけるプロフェッショナル事業は平均で前年比110%の推移を見せたという。

b-exのヘアカラー「KIRATERA(キラテラ)」(THE SLICK樗木佑太さんとPELE・RYUSEIさんの開発者インタビュー)
一躍、プロフェッショナルヘアカラー市場で上位に躍り出たキラテラ

b-exの売り上げ構成比1位であるTHROW(スロウ)、2位のDeepLayer(ディープレイヤー)に次ぐ位置につけ、「発売初年度にして主力3ブランドに入った」(福井敏浩社長)。

同社は2024年のテーマを「Year of b-ex color」としていたが、これを体現する新ブランドとして生まれたキラテラが期待以上の成果を上げた形だ。

キラテラ第2章はマス層へ、12色を追加

高付加価値なヘアカラーとしてハイエンドサロンを中心に導入されて成功を収めたキラテラ。さらなる成長へ向けたキラテラストーリーの第2章として、マス層への拡大を図る。

この施策に沿った12色を樗木さん、RYUSEIさんと共に開発し、今秋に発売する計画だ。

認定講師が全国で臨店講習

現在は都市部のハイエンドサロンを中心に普及しているが、今後はキラテラ認定講師による臨店講習を強化し、全国各地のサロンへ導入を進めていく。

b-exの今年のテーマは「b-expand(ビーエクスパンド)」。拡張や拡大を意味するエクスパンドと社名をかけ合わせた造語で、創業50周年を迎える2025年に一層の成長を図る構えだ。

なお、10月21日には両国国技館で50周年記念イベントを予定しており、国内外の有名美容師と学生がヘア&ファッションショーに出演する。キラテラを始めとするb-ex製品を用いた華やかなクリエイティブが観衆を魅了することになりそうだ。

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取材・文・撮影/大徳明子

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