資生堂、美の検診サービス 13種の測定で3年後の顔を予測

経営・業界動向
資生堂、美の検診サービス 13種の測定で3年後の顔を予測

資生堂独自の先進サイエンスによる測定で、一人ひとりに合わせた美への改善方法をアドバイスする(写真=オフィシャル提供)

2025年1月22日、横浜市・みなとみらいに資生堂がオープンした「Shiseido Beauty Park(資生堂ビューティーパーク)」。

施設の目玉となるのが3月1日から開始する「美の検診」サービスだ。ラグジュアリーな空間で13種の測定を行う。

肌・身体・心の状態を13種の測定で分析

美の検診は瞑想体験から始まる。心身ともにリセットし、測定に臨む準備を行う。

資生堂の研究開発拠点Shiseido Beauty Park
測定に臨む前にメディテーションルームで心身を落ち着かせる


瞑想体験の後は、肌・身体・心の測定へ。測定するのは肌の角層タンパクや鼻の骨格、歩き方など13種。肌だけでなく、身体の内側から肌の素質を分析する。

資生堂の研究開発拠点Shiseido Beauty Park
角層タンパクの測定にはこれまで2日間要していたが、資生堂の研究員が20分で測定できる方法を開発した(写真=オフィシャル提供)  
資生堂の研究開発拠点Shiseido Beauty Park
歩き方の美しさを100点満点で測定する(写真=オフィシャル提供)  
資生堂の研究開発拠点Shiseido Beauty Park
茶室を現代的にアレンジした五感測定ルーム。香りやお茶の味に対して、どのように感情が動くかを測定する

一人ひとりに合ったアドバイスとソリューションを提供

13種の測定結果から144通りのIDが導き出され、ビューティーカルテを作成。研究員が科学的根拠に基づいて客観的に美容習慣や生活習慣のアドバイスを行っていく。

資生堂の研究開発拠点Shiseido Beauty Park
測定結果から3年後やその先の未来の顔を予測できる(写真=オフィシャル提供)  

さらに、測定結果をもとにした3つのソリューション体験を提供する。肌のトリートメントを受け、自然食材で作られたスイーツを食べ、心に良い影響を与える映像を見ることで、肌・身体・心の美へとつながる。

資生堂の研究開発拠点Shiseido Beauty Park
約20分間、顔・デコルテ周りのトリートメントを受ける(写真=オフィシャル提供)  
資生堂の研究開発拠点Shiseido Beauty Park
ナッツやドライフルーツなどを用いたブリスボールと薬膳茶(写真=オフィシャル提供)  
資生堂の研究開発拠点Shiseido Beauty Park
脳科学・心理学領域で注目が集まる「AWE(アウ)体験」を引き起こす映像体験。季節ごとのテーマに合わせた映像が流れる

美の検診の所要時間は3時間で、料金は3万円(税込)。1日2組限定で、1月22日から予約受付が始まった。インバウンドの集客を見込み、英語対応も行う予定だ。

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取材・文・撮影/岡村幸治

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