ポーラ・オルビスホールディングスは、グループ内でトップ交代を2025年1月1日付で行った。
オルビスの社長を務めた小林琢磨氏がポーラの社長に、DECENCIA(ディセンシア)の社長を務めた山口裕絵氏がオルビスの社長に就いた。
オルビス取締役執行役員ブランドデザイン担当サステナビリティ推進室長を務めた西野英美氏が、ディセンシアの社長に昇進した。
ポーラ新社長は小林琢磨氏
及川美紀ポーラ前社長は、2024年12月31日でもって退任した。
新社長に就いた小林琢磨氏は、1977年9月1日生まれの47歳。
2002年にポーラ化粧品本舗(現ポーラ)に入社した。
2010年には敏感肌専門ブランドであるディセンシアの社長に就任し、50億円規模まで成長させた。
2018年にオルビスの社長に就任し、リブランディング、構造改革、組織変革を実行してきた。
オルビス新社長は山口裕絵氏
オルビス・山口裕絵新社長は、1976年7月26日生まれの48歳。
1999年にポーラ化粧品本舗(現ポーラ)に入社。
2017年に商品企画部長、18年に執行役員と商品・宣伝・デザイン担当と商品企画部長に。
2021年にディセンシアの社長に就任した。
なお、同日付でポーラ・オルビスホールディングス上席執行役員にも就く。
ディセンシア新社長は西野英美氏
ディセンシア・西野英美新社長は、1979年12月31日生まれの44歳。
2002年にオルビスに入社し、商品企画部長、ブランドデザイン部長、サステナビリティ推進室長を経て、ディセンシア社長に昇格した。
創業100周年に向けて経営体制の変革
創業100周年を迎える2029年までの長期経営計画として、「VISION2029」を2022年よりスタートしているポーラ・オルビスホールディングス。
>> ポーラ・オルビスHD 横手取締役が社長昇格、鈴木社長は会長に
世代交代や後継者育成のために権限移譲を進め、変革とイノベーションを生み出す経営体制への移行は、その一環としてとれる。
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