ヤーマン中間は32.4%の減収 中国市場の回復遅れる

経営・業界動向
ヤーマン中間は32.4%の減収 中国市場の回復遅れる

ヤーマンの2025年4月期第2四半期連結決算(2024年5月1日~10月31日)は、売上高が前年同期比32.4%減の127億1800万円、営業利益が71.3%減の6億4300万円で減収減益だった。

ヤーマン2025年4月期第2四半期決算

2025年4月期第2四半期決算(2024年5月1日~10月31日)※連結

売上高 

127億1800万円(前年同期比32.4%減)

営業利益

6億4300万円(同71.3%減)

経常利益

2億8500万円(同89.1%減)

親会社株主に帰属する当期純利益

600万円(同99.6%減)

※包括利益 △400万円(―)

セグメント別の業績概要

部門売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
通販2,147
(6.6%減)
638
(6.5%減)
店販3,985
(7.1%増)
906
(40.5%増)
直販3,406
(24.9%減)
887
(38.2%減)
海外2,986
(63.6%減)
989
(72.0%減)
※()内は前年同期比

店販部門は、2023年に11月にオープンした銀座旗艦店や家電量販店を中心に売り上げが堅調であったこと、新カテゴリーであるヘアケアやオーラルケアが売上と利益を牽引した。

海外部門では中国市場の回復遅れが影響し、大幅な売上減となった。

2025年度第2四半期の主なトピックス

第2四半期(2024年5月1日~10月31日)は、ヘアケア商品の発売の他、海外への販路拡大や、事業買収が行われた。

〇 「シルキーシェルブラシ」をMakuake(マクアケ)で先行発売(5月)

〇 ブラシ型コードレスアイロン「スムースアイロンブラシ」発売開始(5月)

〇 香港の複合商業施設「K11 MUSEA」にブランドストアを開設(6月)

〇 ベトナムでサロン向け業務用販路を拡大(7月)

〇 広告代理店業務及び生活家電などの販売業務を手掛けるforty-four(フォーティフォー)を連結子会社化(8月)

2025年4月期の業績予想

2025年4月期(2024年5月1日~2025年4月30日)※連結

売上高

350億円(前年同期比9.3%増)

営業利益

25億円(同500.6%増)

経常利益 

22億円(同117.6%増)

親会社株主に帰属する当期純利益

15億5000万円(同289.1%増)

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