LINEが予約サイトに!美容室の集客・顧客囲い込みに『LINEミニアプリ』!リザービアがAsh、TAYAと先行導入

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LINEが予約サイトに!美容室の集客・顧客囲い込みに『LINEミニアプリ』!リザービアがAsh、TAYAと先行導入

LINEから美容室を予約できる「LINEミニアプリ」

「予約ポータルサイトは、新規客は取れるが定着しにくい。リピーターにするには自社アプリへの囲い込みが重要」と、よく言われます。

しかし、自社アプリの開発には費用がかかる上、お客さまにとってアプリのダウンロードは手間となるため、自社アプリを効果的に運用しているサロンは限られているのではないでしょうか。

LINEのように、大半のお客さまがスマートフォンに入れているアプリで、自社アプリで行っている予約機能、クーポンやポイントの付与、サロンからのお知らせ(プッシュ通知)、さらに決済もできたら、サロンにとってもお客さまにとっても便利ですよね。

これを可能にする新サービスが「LINE Mini app(LINEミニアプリ)」です。

2019年6月のLINEカンファレンスで構想が発表された待望のサービスが、ついに今月より、一部企業において先行導入が始まっています。

美容業界では、リザービアがいち早く導入。リザービアを利用するサロンの中から、本日より、AshとTAYAの利用が可能になりました。

LINE以外のアプリダウンロードは不要

LINEミニアプリは、名称にアプリとありますが、通常のLINE以外のアプリはダウンロード不要です。

正確に言うなら「企業が自社のサービスをLINE上で提供できるプラットフォーム」ですが、アプリのように使えるので「ミニアプリ」と呼ぶわけですね。

LINEミニアプリの使い方

LINEホームタブからSマーク(サービスタブ)をタップ⇒Ash、TAYAをクリックすると、それぞれのサロンのページ(ミニアプリ)に移動

LINEミニアプリのAsh、TAYAのホーム画面

ミニアプリに移動した最初の画面。Ashはエリア検索、TAYAはエリアまたはブランド検索

使い方はとても簡単。LINEのホームタブからサービスタブをタップ。「主なサービス」から「Ash」「TAYA」のミニアプリを起動するだけです。

お客さまからはミニアプリが起動されているという感覚はなく、自然にサロンのページへ移動するイメージです。

この簡単さ、お客さまにとってのハードルの低さがLINEミニアプリの魅力と言えるでしょう。

LINEミニアプリの使い方

リザービアが保有する美容サロンのスタッフ・メニュー・座席在庫情報を利用することで、LINEミニアプリ上で美容サロンのオンライン予約が完結できます。

実際に、Ashのミニアプリを使ってみました。エリア検索でAsh銀座店を選び、サロンのページに移動。スタイリストやサロン情報(住所、電話番号、地図)が表示されます。

LINEミニアプリのAsh銀座店

LINEミニアプリのAsh銀座店のページ

次に、スタイリスト、クーポン、日時を選択。これだけでスムーズに予約ができます。

一度、Ash銀座店を選ぶと、次回からはAshミニアプリを起動した際に、エリア選択ではなく最初から銀座店がホーム画面になるので便利です。

LINEミニアプリのAsh予約画面

Ashのミニアプリ。スタイリスト、クーポン、日時を選ぶだけでスムーズに予約できる。画面下部には、メッセージ機能や予約履歴、マイページも用意されている

また、LINEミニアプリでは、予約情報などをLINEのメッセージで通知するなど、リマインドにも利用できます。

LINE公式アカウントやLINE Payなど、LINEの各種サービスを活用すれば、さらに便利に使えます。

施術だけでなく、予約や支払いの便利さ、ストレスフリーであることも、顧客満足度を高めてリピーターとして定着させるためには重要です。

ポータルサイトに依存しない!再予約の導線強化でリピート増へ

リザービアでは「LINEミニアプリに対応することで、リザービアを導入する美容サロンは、ポータルサイトに依存しないで既存顧客の再予約を強化でき、予約・顧客管理までワンストップで実現できる」としています。

まずは一部サロンでの先行導入ですが、随時、リザービア利用サロンに案内していくそうです。

今後、多くのサロンで利用可能になれば、もしかすると、美容室の集客における勢力図を塗り替えることになるかもしれません。

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