エステティック通信の譲渡完了 マッチングやアワード事業は美容経済新聞社が継続

経営・業界動向
エステティック通信の譲渡完了 マッチングやアワード事業は美容経済新聞社が継続

美容経済新聞社は2024年9月2日、エステティックサロン経営者向けの月刊誌『ESTHETIC WIRED エステティック通信』の事業譲渡が完了したことを発表した。

譲渡先は、総合広告代理店の新東通信(名古屋市中区、代表取締役社長:谷鉃也)。

年商400億円の総合広告代理店に売却

2004年5月にJASPA社が月刊誌『マンスリープログレス』として創刊し、2009年4月にクエステック(現・美容経済新聞社)へ譲渡。2010年9月より『エステティック通信』へ題号を改め、2024年7月1日付で新東通信に売却された。

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新東通信は年商400億円の総合広告代理店で、ダイレクトマーケティングや店頭を活用したリテールマーケティングに強みを持つ。

関連事業は名称新たに再スタート

新東通信に譲渡したのは、『エステティック通信』の発行事業のみ。

B2Bオンラインマッチング事業(現・エス通オンライン)および美容サロン向けLINE運営事業(現・エス通公式LINE)はサービス名を変更し、美容経済新聞社のもとで再スタートを切る。

また、「マストアイテム」「日本美容企業大賞」「ベストアイテム」「エステセレクション」など、美容業界に特化したアワードについても、美容経済新聞社が引き続き運営する。

なお、美容経済新聞社は今年4月にも、月刊誌『HAIRMODE(ヘアモード)』などを刊行する女性モード社をビューティガレージに譲渡している。

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文/大徳明子

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