サスーンアカデミー50周年 ヘアカットコンテスト&セミナー2024

経営・業界動向
サスーンアカデミー50周年 ヘアカットコンテスト&セミナー2024

技術革新を起こした「サスーンカット」

教育機関、サスーンアカデミーが主催のサスーン・スクールシップ教育プログラム。「継続的な研鑽(トレーニング)による高い技術力の習得と人間性の向上」をビジョンに掲げ、日本全国のメンバー校がカット技術の教育を行っている。そのプログラムの一環である「サスーンスクールシップスタイリストヘアカットコンテスト&ヘアセミナー2024」が、2024年9月3日に立川ステージガーデンで開催した。

ロンドンサスーンアカデミーでの研修をかけたヘアカットコンテスト

サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト、競技

スタイリスト部門・スチューデント部門に分かれ、技術を競った。

審査員は、英国サスーンクリエイテイブチーム4名。審査委員長はマーク・ヘイズ氏(インターナショナルクリエイティブディレクター)、副委員長は石井曜子氏(スクールシップグローバルコーディネーター)、美容教育コンサルタント他2名。          

上位1~3位に選出された人には、ロンドンサスーンアカデミーでの受講料無料招待1週間美容研修招待と、Tiffany社クリスタルトロフィーが授与された。

スタイリスト部門入賞者

1位・カラー賞 平野拓海(アバンギャルド)

サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト、アバンギャルドの1位で特別カラー賞の平野拓海
サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト、アバンギャルドの1位で特別カラー賞の平野拓海

2位 南部圭佑(アバンギャルド)

サスーンスクールシップのヘアカットコンテストのアバンギャルドの2位の南部圭佑

3位 大原一晟(ガルテ)

サスーンスクールシップのヘアカットコンテストのガルテの3位の大原一晟

4位 佐野蒼斗(アバンギャルド)

サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト、アバンギャルドの4位の佐野蒼斗

5位 米田怜穂(ガルテ)

サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト、ガルテの5位の米田怜穂

スチューデント部門入賞者

1位 竹村黛茄(国際文化理容美容専門学校 国分寺校)

サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト、国際文化理容美容専門学校の1位の竹村黛茄
サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト、国際文化理容美容専門学校の1位の竹村黛茄

2位 川村夏乃(国際文化理容美容専門学校 国分寺校)

サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト、国際文化理容美容専門学校の2位の川村夏乃

3位 及川莉央(国際文化理容美容専門学校 渋谷校)

サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト、国際文化理容美容専門学校の3位の及川莉央

4位 榎木美優(国際文化理容美容専門学校 国分寺校)

サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト、国際文化理容美容専門学校の4位の榎木美優

5位・カラー賞 生田目空夏(国際文化理容美容専門学校 渋谷校)

サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト、国際文化理容美容専門学校の5位で特別カラー賞の生田目空夏

スチューデント部門は、6位が13名選出された。

ヴィダル・サスーンのエスプリを受け継ぐサスーンアカデミー

サスーンスクールシップのヘアカットコンテストのデモンストレーション
インターナショナルクリエイティブディレクター・ヘイズ氏によるセミナーの様子

世界中の美容師に影響を与えた、故ヴィダル・サスーン氏。美容業界の枠を超えて60年代のスウィンギング・ロンドンといったファッションやカルチャーに変化をもたらした。

サスーンスクールシップのヘアカットコンテストのデモンストレーション
サスーンカットを解説するヘイズ氏

1963年に発表した「サスーンカット」は、技術革新を起こした。

古典的なボブカットにおいて、髪の毛を切る際にブロッキングをし、それぞれのブロックの髪の毛を人差し指と中指の間に1cm程の厚みで引き出してから切るという技法は、世界の美容技術の基礎となった。

また洗ったまま何もしなくても出かけられる様は「Wash&Go(ウォッシュ・アンド・ゴー)」と言われる。

サスーンスクールシップのヘアカットコンテスト
組織が節目の年を迎え、祝福されるヘイズ氏

サスーンの組織は、1954年にロンドンで創立。2024年、サスーンサロン70周年、サスーンアカデミー50周年を迎えた。

サスーンスクールシップのヘアカットコンテストの石井曜子
日本でのサスーン教育を広めることに尽力する石井曜子氏

撮影/岡田真麻

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