美容室の次回リピートは「会話」で決まる? 男女2000人意識調査

特集・インタビュー

⑤会話で嫌だった/話したくなかった話題の1位は…?

美容師との会話で嫌だった/話したくなかった話題は、男女とも1位が「仕事や学校について」。他にも「恋愛・結婚」や「家族」の話題など、プライベートなことが上位に。

お客さまの価値観は様々ですので、あるお客さまにとっては「楽しい」と感じる会話でも、別のお客さまにとっては「嫌だ」と感じてしまう可能性があることを理解する必要があるでしょう。

⑥多様なお客さまのニーズに応えるために

もちろん美容師と「恋愛について話したい」「子供の話を聞いてもらいたい」というお客さまもいらっしゃいます。美容師との関係性によって、何の会話がOKなのか?NGなのか?も変わります。

そして前述した通り、お客さまが「会話をしたいか」「したくないか」もその日の気分によって変わるものなのです。

お客さまのニーズに寄り添いながら、サロンの時間を快適に過ごしていただく気遣いこそが美容師に求められる接客といえるでしょう。

■ データ出典

ホットペッパービューティーアカデミー

>> 美容室での会話に関する意識調査

■ 調査時期

2024年4月

■ 調査対象

1年以内の美容室利用者、20~49歳の男女(男性500人、女性1500人)

※図表内の%の値は小数第2位を四捨五入しているため、差分や合計値において、単純計算した数値と合致しない場合があります

田中 公子

ホットペッパービューティーアカデミー研究員

TANAKA KIMIKO/前職は経営コンサルティングファームでIT業界の業務改善に携わる。リクルート入社後、ホットペッパービューティーの事業企画を経て、2012年から現職。調査研究員として、「美容センサス」をはじめとした美容サロン利用調査や、美容消費の兆しを発信。セミナー講演、業界誌・一般誌・テレビなど取材多数。(共著『美容師が知っておきたい50の数字』『美容師が知っておきたい54の真実』(女性モード社)ほか)​

>> 連載「数字で読む美容トレンド」を読む

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