ネイリストに直接予約できるアプリ「Nailie(ネイリー)」を運営するネイリーは、8億2000万円の資金調達を行った。
登録ネイリスト3万人、ダウンロード数200万件
ネイリーは、190万枚以上のネイル画像から気になるデザインを探し、そのネイリストに直接予約するという仕組みの予約アプリ。
3万人以上のネイリストが登録しており、アプリの累計ダウンロード数は200万件を超える。
調達額は累計13.2億円に
今回の調達はシリーズBラウンド。資金調達額は累計で13億2000万円となった。
引受先は、ニッセイ・キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、POLA ORBIS CAPITAL、THE SEED、ベクトルなど。
調達した資金は、マーケティングの強化、プロダクトの強化、事業の成長スピードを加速するための内部強化や人材採用に投資する。
ネイリーの資金調達の歩み
【1】 1.5億円
▽開示=2019年10月
▽引受先=サイバーエージェント、西江肇司(ベクトルCEO)、エボラブルアジア
【2】 3億円
▽開示=2020年11月
▽引受先=サイバーエージェント、SBCグループなど
【3】 8.2億円
▽開示=2024年7月
▽引受先=ニッセイ・キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、POLA ORBIS CAPITAL、THE SEED、ベクトルなど
※上記外の5000万円をあわせて、資金調達額は累計で13億2000万円
「個人の個性で、集客できる世界を」
ビュートピアのインタビューでも「高額な広告費やクーポンサイトに頼らない仕組みをつくりたかった」と話していたネイリーの浅倉健吾CEO。
「個性で、せかいを美しく。」のミッションのもと、クーポンや安売りではなく、個人の個性で集客できる世界を実現し、美容業界に関わる全ての人の地位向上を目指す考えだ。
■ あわせて読みたい
>> GTSS×ネイリー 大庭・浅倉両代表が語る「技術者個人をエンパワーメントする時代」
文/大徳明子