YouTubeでの動画投稿や生配信におけるVTuberの活用。
実は理美容業界との相性が良いのではないかとも言われています。
「YouTubeバズ講座」の連載第19回では、その理由について解説していきます。
「VTuber×専門性」は相性が良い?
こんにちは!ジャーナリストでVTuberとしても活動しているブンヤ新太です。
これまでに自分の手で200本以上の動画をつくり、「記者VTuberブンヤ新太」で公開しています。
VTuberの活用については、これまで2回にわたってお届けしましたが、それは私が単にVTuberをやっているから勧めているというわけではありません。
実はVTuber業界では現在、美容師などの専門性を持った人との相性が良いと言われ始めているのです。
VTuberがエンタメを中心に飽和…
これまでVTuberと言えば、ゲーム実況や歌配信、雑談などのエンタメを中心に文化が広がっていきました。
しかし一方で、個人でもVTuberに参入することが容易になった昨今、エンタメ系のVTuberが飽和し、新たにデビューしてもなかなか頭角を現わせない状況になっています。
こうした中、これまでとは違った専門性を持ったVTuberが、他とは差別化できる存在としてバズっていくのではないかと注目されているのです。
業界大手も専門性に注目
例えば、人気VTuber事務所にじさんじを運営するANYCOLOR株式会社は、「スーパーエリートライバーオーディション」と題して、これまでとは違った人材の募集を去年実施しました。
専門性を持った人を対象とし、その例として医師や弁護士、そして美容師などを挙げているのです。
このように、これまでのエンタメ路線とは違ったVTuberの育成を、業界大手も模索するようになってきています。
VTuber活用も選択肢の1つ
VTuber業界では日々さまざまなライバーが誕生し、業界自体は右肩上がりで大きく成長している一方で、専門性を持った配信者はまだまだ少ない。
このような状況の中、美容師などの専門性を持った人がVTuberデビューする意義はかなり大きいかもしれません。
YouTubeチャンネルの作成や動画投稿、生配信をする際には、VTuberの活用も視野に入れておくと良いでしょう。
次回はYouTube広告の活用について解説をしていきます。
ぜひ、お楽しみに!
ブンヤ新太
記者VTuber
1992年生まれ。2015年に東京大学文学部を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡でさまざまな事件、事故、災害現場の報道に携わった後、東京政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動を開始。バーチャルYouTuberとして活動しているYouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」では日々のニュースを分かりやすく解説。200本以上の動画を制作し、チャンネル登録者数は7000人を突破、Xのフォロワー数は約1.8万となっている。本名は宮原健太で、文春や集英社、PRESIDENT Onlineや現代ビジネスなど様々な媒体に記事を寄稿している。
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編集/大徳明子 文・図表/宮原健太(ジャーナリスト)