YouTubeに投稿した動画を見てもらうためにはどうすれば良いか。
実はYouTube上の広告を活用するのも1つの手段になります。
「YouTubeバズ講座」の連載第20回では、広告の活用について解説していきます。
広告の活用で動画を見てもらう
こんにちは!ジャーナリストでVTuberとしても活動しているブンヤ新太です。
これまでに自分の手で200本以上の動画をつくり、「記者VTuberブンヤ新太」で公開しています。
日々、膨大な量の動画が投稿されているYouTubeにおいて、自身が投稿した動画を見てもらうことは至難の業ですが、YouTube広告を活用することで、半ば強制的に多くの人たちに動画を見てもらうことが可能となります。
もちろん、広告ですので出稿にはお金がかかりますが、まず自身のチャンネルについて知ってもらうためには良い方法と言えるでしょう。
YouTube広告の種類
YouTube広告にも様々な種類があります。
動画を見ていると冒頭や途中に挟まるインストリーム広告やバンパー広告。
そして、YouTubeの検索結果や関連動画などの欄に表示されるインフィード広告などです。
インストリーム広告(15秒ほどで5秒後にスキップ可能なもの)やバンパー広告(6秒ほどでスキップ不可なもの)は、不特定多数の人に強制的に見せることが可能な一方で、インフィード広告は動画のサムネイルを見て気になった人だけがクリックするものとなります。
そして、自身が投稿した動画を見てもらってチャンネル登録を増やしたい場合、インフィード広告のほうが効果的だとされています。
効果的な広告とは?
なぜ、インフィード広告のほうが効果的なのか。
インストリーム広告やバンパー広告は動画の冒頭や途中に挟まるため、視聴者に嫌悪感を持たれやすく、さらにスキップされるまでの5秒間の間に興味を持ってもらうことは至難の業です。
一方で、インフィード広告の場合は、視聴者がサムネイルを見て、興味を持ったうえで動画を見てくれるため、適切な広告を打てば潜在的なファンにリーチすることができるのです。
しかも、インフィード広告は視聴者にサムネが表示されただけでは広告料が発生せず、サムネをクリックしてもらって初めて広告料が発生します。
そのため、無駄なく動画を多くの視聴者に届けることができるのです。
どんな動画を出稿するか?
では、どのような動画を広告として設定すればチャンネル登録者を獲得できるのか。
ここは、自身のチャンネルの自信作で、かつ、5分以内の短い動画をお勧めします。
私はこれまで何度も紹介している「【マスコミの闇】新聞記者の事件取材の実態をVTuberが暴露!警察官を尾行して住所特定します【ニュース報道】」をYouTube上に広告で流しています。
自己紹介動画を出稿する人も多いのですが、チャンネル登録することでどんなコンテンツが見られるのか具体的に想像できるものの方が、興味を持ってもらいやすいのではないかと思います。
もちろん、面白い自己紹介動画でバズっている人もいるため、一概に答えはありません。
自身が「これを見たらチャンネル登録してくれる」と思える動画を作り、出稿してみましょう。
次回はバズ講座で解説したYouTube戦略についてまとめていきます。
ぜひ、お楽しみに!
ブンヤ新太
記者VTuber
1992年生まれ。2015年に東京大学文学部を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡でさまざまな事件、事故、災害現場の報道に携わった後、東京政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動を開始。バーチャルYouTuberとして活動しているYouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」では日々のニュースを分かりやすく解説。200本以上の動画を制作し、チャンネル登録者数は7000人を突破、Xのフォロワー数は約1.8万となっている。本名は宮原健太で、文春や集英社、PRESIDENT Onlineや現代ビジネスなど様々な媒体に記事を寄稿している。
▽YouTube=https://www.youtube.com/@bunyaarata
▽X=https://twitter.com/bunyaarata
▽note=https://note.com/bunyaarata
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編集/大徳明子 文・図表/宮原健太(ジャーナリスト)