タオルの名産地として知られる愛媛・今治。この地に居を構える八木満タオルは、1958年(昭和33年)の創業から今日まで数々のタオル製品をつくってきた。
“やぎみつタオル”のなかでも吸水性と速乾性に優れた「ストロングタオル」は20年続くロングセラーで、多くの美容室やエステティックサロンで愛用されている。
最大限まで薄く、しかし丈夫に
表も裏もガーゼ地のため、薄く軽くやわらかい。最大限まで生地を薄くしているが、丈夫で長持ち。ここから「ストロングタオル」と名づけられた。
幅33㎝×長さ90㎝のワンサイズ展開。一般的なフェイスタオルよりも10㎝ほど長く、美容室のタオルドライに使いやすいサイズだ。「髪を拭くにも、身体を拭くにも。ヘアターバンにも、身体を洗うボディタオルにもと、マルチに使える点も人気の理由です」(八木専務)。
カラーはホワイト、ライトピンク、ブラック、こげ茶、バニラ、モスグリーンの6色を取りそろえている。
吸水性を高めるループ、乾きやすいフリンジ
吸収力を上げるには、表面積を増やすと効果的だ。たとえば、人体。小腸は突起状の絨毛(じゅうもう)によって内壁の表面積を増やし、栄養の吸収率を高めている。
同様にタオルなら、ループ(輪)で表面積を増やすことで吸水性を高められる。ストロングタオルは3㎝間隔でループ編みを入れているため吸水性が抜群だ。
厚みがあって乾きにくいタオルの両端は、フリンジにした。同社によると、これで乾く速さが15分は変わるという。
毎日大量のタオルを使う美容室やエステティックサロンにとって、この優れた速乾性はストロングポイント。室内干しをしているサロンには、より重宝されることになりそうだ。
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編集・文/大徳明子 文・撮影/八木ななみ(ブースのみ岡田真麻撮影)