コタの2024年3月期決算(2023年4月~2024年3月)は、売上高が前年同期比3.8%増の91億3600万円で、26期連続の増収を達成した。
一方、前期に10期ぶりの減益となった営業利益、経常利益は販管費が増えて利益を圧迫し、今期さらに減少した。
コタ2024年3月期決算
2024年3月期決算(2023年4月1日~2024年3月31日)※非連結
売上高
91億3600万円(前年同期比3.8%増)
営業利益
19億2100万円(同4.9%減)
経常利益
19億5300万円(同7.7%減)
当期純利益
13億4900万円(同13.6%減)
区分別の売上高
売り上げ全体の73.5%を占める主力のトイレタリーは、前年同期比7.5%増の71億2100万円。「コタ アイ ケア」および2023年5月に発売した新製品「コタエイジング バウンスアップ」の好調が業績に寄与した。
反面、カラー剤、育毛剤、パーマ剤、その他は2ケタ減となった。
売上高 (百万円) | |
トイレタリー | 7,121 (7.5%増) |
整髪料 | 1,661 (2.3%増) |
カラー剤 | 259 (17.5%減) |
育毛剤 | 454 (24.6%減) |
パーマ剤 | 98 (10.8%減) |
その他 | 86 (10.4%減) |
通期の業績予想
2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)※非連結
売上高
96億6000万円(前年同期比5.7%増)
営業利益
19億7200万円(同2.6%増)
経常利益
19億8500万円(同1.6%増)
当期純利益
13億8000万円(同2.3%増)
文/大徳明子