「初めて見たときはシャワーヘッドかと思った」。ヘアスタイリストアンバサダーのNOBUさん(NNN代表)が冗談めかして口にするほど、これまでにない斬新なr型のヘアドライヤーが誕生した。
ダイソンは2024年4月18日、表参道ヒルズのスペースオーで新製品発表会を開き、「Dyson Supersonicr(ダイソン スーパーソニック アール)ヘアドライヤー」を披露した。
人間工学に基づいたrの形
「スーパーソニックr」は、その名の通り、小文字のrの形をしたヘアドライヤー。これは人間工学に基づいたデザインで、後頭部などの手が届きにくい部分も楽に乾かせる。
画期的なr型を可能にしたのは、流線型のヒーターだ。本体の重量は、ヘアスプレー1本分以下のわずか325g。同社の従来品に比べて30%の小型化、20%の軽量化を実現した。
ラインナップはプロモデルが1色、コンシューマーモデルが3色。プロモデルのカラーは「ビンカブルー/トパーズ」の1色のみ。コンシューマーモデルは「セラミックピンク」「セラミックパティーナ/トパーズ」を加えた3色をそろえる。
店販用は日本が先行発売
機能の違いとしては、プロモデルはコードが3.2mで、速乾ツール、プロコンセントレーター、低温ツールの3つのアタッチメントが付属する。このうちプロコンセントレーターはプロモデル限定で、ブローしたい箇所だけに風圧の高い風を送る。
コンシューマーモデルはコードが2mで、アタッチメントは速乾ツール、低温ツール、なめらかツールの3種類となっている。
プロモデルは、2月8日(米国時間)にニューヨーク ファッションウィークで披露され、3月27日より日本でも販売が始まった。
コンシューマーモデルは、4月18日より、日本が世界に先駆けて発売をスタート。ダイソンの直営店、EC、百貨店、美容室、家電量販店で販売していく。
NOBUさんも大満足の自由自在な操作性
発表会では、NOBUさんがブローを実演。ダイソンのヘアドライヤーならではの大風量や使い勝手の良さを伝えた。
「美容師にとって腱鞘炎はけっこうな病だけれど、軽いし、この形だと手首を返さないで済むので疲れない。冷風への切り替えもスムーズで時短になる」「やわらかい低温の風が出せるので、前髪の立ち上げにも使える」と太鼓判を押した。
なお、アンバサダーは女優の新木優子さんが引き続き務める。発表会は当日2回行われ、午前の部には新木さんが登壇してトークショーを行った。
>> ダイソン スーパーソニックrヘアドライヤー <プロモデル>(EC)
>> ダイソン スーパーソニックrヘアドライヤー<店販用>(EC)
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取材・文・撮影/大徳明子