動画を視聴してもらうためには、その顔とも言えるサムネイルが大事だと前回に解説しました。
しかし、ショート動画はパソコンから投稿する際に、サムネイルを設定することができません。
「YouTubeバズ講座」の連載第12回では、ショート動画のサムネイルについて解説していきます。
ショート動画はサムネ設定ができない?
こんにちは!ジャーナリストでVTuberとしても活動しているブンヤ新太です。
これまでに自分の手で200本以上の動画をつくり、「記者VTuberブンヤ新太」で公開しています。
さて、前回の記事「興味を引くサムネイルの作り方」では、動画を視聴してもらうためには、その顔とも言えるサムネイルが非常に大事であることについて説明しました。
しかし、ショート動画はパソコンから投稿した場合にサムネイルを設定することができず、動画の途中の画像が勝手にサムネイルにされてしまう仕様になっているのです。
ショート動画でもサムネ整備は大事
ショート動画はショートフィードで無作為に見てもらうことをメインとしているため、サムネイルは考えなくてよいと思う人もいるかもしれません。
しかし、YouTubeチャンネルでは、ショート動画を投稿すると「ショート」という項目も自動的に作られます。
しかも、スマホから見た場合には動画のタイトルすら表示されないため、サムネイルが整備されていないと、パッと見て何の動画なのか判断がつきません。
ショート動画からチャンネルに興味を持った人は、まずは他のショート動画を見る傾向にあり、そのためにもサムネイルは整備しておいたほうが良いでしょう。
動画のテーマが分かるように
そのための方法の1つとして、動画のどのタイミングで画像を切り取っても、ショート動画のテーマが分かるようにする、という手法があります。
例えば、動画上部に常にショート動画のテーマを示しておけば、どの場面が切り取られてサムネイルにされたとしても対応できるわけです。
このようにすることで、チャンネルのショート動画一覧がかなり見やすくなるのではないかと思います。
スマホからはサムネ設定が可能
また、ショート動画は実はスマホから投稿する際にはサムネイルを設定することができます。
ただし、その場合も、横向きの一般動画のように自由にサムネイルが設定できるわけではなく、ショート動画のどの部分を切り取ってサムネイルにするかを選べるというような形になります。
ですので、画像をパッと見て、何のテーマなのか分かる瞬間は、ショート動画を作る際には必ず入れておく必要があるのです。
次回は動画のタグや概要覧について解説をしていきます。
ぜひ、お楽しみに!
ブンヤ新太
記者VTuber
1992年生まれ。2015年に東京大学文学部を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡でさまざまな事件、事故、災害現場の報道に携わった後、東京政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動を開始。バーチャルYouTuberとして活動しているYouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」では日々のニュースを分かりやすく解説。200本以上の動画を制作し、チャンネル登録者数は7000人を突破、Xのフォロワー数は約1.8万となっている。本名は宮原健太で、文春や集英社、PRESIDENT Onlineや現代ビジネスなど様々な媒体に記事を寄稿している。
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編集/大徳明子 文・図表/宮原健太(ジャーナリスト)