困った時の15秒動画コミュニティ「soeasy(ソーイージー)」をご存じですか?
soeasyは、簡単おつまみレシピや収納術、身近な防災対策といった‟生活の裏技”を15秒の動画で投稿し、みんなで知識やノウハウを共有しようというウェブサイト&アプリです。
この「知識・ノウハウの共有」を活かした企業向けサービスが「soeasy buddy(ソーイージーバディ)」。営業トークやクレーム対応、新商品の特徴などをスマホで撮影・投稿して社内で共有することで、社内の知識・ノウハウを集約・進化させ、生産性を向上させようというものです。
2019年8月より、これを美容サロン向け動画トレーニングに特化した「soeasy buddy for beauty」がリリースされたのでご紹介します。
動画なら視覚的に理解しやすい! 日々のちょっとしたノウハウの共有にも
美容業界も働き方改革が進み、営業時間外の練習を減らしたり無くしたりする傾向にあります。
また人手不足が常態化している昨今、生産性の向上が求められています。教育は大事ですが、大事だからといって時間や労力を無限にかけられるわけではありません。
「soeasy buddy for beauty」は、教える側も教わる側も、トレーニングにかける時間や労力を削減できるようにと考えられているのがポイント。
言葉や紙資料では伝えるのが難しい技術や業務マニュアルも、動画なら視覚的に理解できます。
研修で動画を視聴する企業はたくさんありますが、全体像や理念を伝えるイメージムービーが多いのではないでしょうか。
これとは対照的に「soeasy buddy for beauty」は日々の業務のちょっとしたノウハウを共有するのに適しています。いちいち口に出していなかった知識、他店には共有されていなかったノウハウの掘り起こしも期待できます。
教育にかかる人手と時間を短縮! 生産性を向上
もちろん、体系的な教育カリキュラムにも活用できます。
「先輩と後輩が1対1で向き合って教える」という行為は同じ店の中で何組も、多店舗展開のグループならそれぞれの店で起きています。同じ人に同じことを繰り返し指導していることもあるでしょう。
これを1人の教育担当者が代表して動画を上げれば、多数のスタッフが空き時間に何度でも視聴できるので、人手も時間も節約できます。
さらに、SNS機能を搭載。業務連絡はもちろん、日々の業務の中で生まれる気づきや疑問などを共有するのに役立ちます。
自発的に投稿する人がいないのでは? 動画を視聴しないのでは? という心配もあると思いますが、スタッフ一人ひとりのアカウントページに「活用度偏差値」「貢献度偏差値」が表示されるためモチベーションアップにつながります。
投稿や視聴をしていない場合は偏差値にすぐ現われるので、オーナーや教育担当者から活用をうながすとよいかと思います。
美容サロン100店舗で導入決定! 売上が2倍になった化粧品店も
美容室はCLESC’(クレス)やHAIR CALM(ヘアーカーム)、Lomalia(ロマリア)、ネイルサロンはFASTNAIL(ファストネイル)やNAIL STAITON(ネイルステーション)など、美容サロン100店舗以上での導入が決まっています。
ちなみに「soeasy buddy」を利用している化粧品メーカーのアテニア(ファンケル子会社)では、販売員の入社時研修が10日間から6日間へと4割短縮したとのこと。また、「美白ケア商品のディスプレイ事例」を投稿した結果、美白ケア商品が前年の2倍以上売れた店が2店舗出たそうです。
以上、活用次第では、成功事例の効率的な水平展開にも役立ちそうなbuddy(相棒)のご紹介でした。