物価高が続く中、美容室のメニューも「値上げ」を敢行したいところ。しかし、値上げや価格改定には、客足が遠のくではという不安がつきまといます。実際の美容室の値上げの事例や調査結果をまとめました。
2024.07.17更新(2024.03.05公開)
※「有名美容師の事例」に記事を追加
目次
【調査】値上げの実態と生活者の反応
まずは、値上げに関する調査結果です。価格帯別の値上げ状況は?それによってお客さまはサロンを変えようと思うのか?などの気になる項目をホットペッパービューティーアカデミーが調査しています。
>> 【美容室利用の都道府県ランキング】大阪が大躍進! 店販は地方が強い? (2023.08.28)
>> 【女性の美容室利用実態】年代別のメニュー利用、店販購入額、客単価別の値上げ状況は? (2023.07.25)
>> 2600人のお客さまに聞きました。サロンの値上げ、納得感と継続意向 (2023.05.26)
【格安店の事例】1000円カットの値上げ
便宜上、「1000円カット」と呼びましたが、その代名詞的存在だったQBハウスがすでに1000円ではありません。
>> チョキペタのカット料金、130円増の1430円 全店がキャッシュレスに (2023.04.28)
>> QBハウス、4月から150円値上げ カット料金1350円に (2023.03.24)
【有名美容師の事例】指名料、カット料金の値上げ
有名美容師の料金はたびたび話題になります。京極琉さんの指名料55万5000円への改定、柳本剛さんのカット料金は業界内外で注目を集めました。
>> 「値上げが恐いときは“熟成肉理論”」 客単価3万5千円のベテラン美容師の考え方(2024.07.16)
>> 京極琉さん、指名料55万5000円に 「ヘアスタイルはオートクチュール」(2024.03.05)
>> 京極琉さん、指名料16万5000円に 「最高なラグジュアリーを提供する」(2023.05.20)
>> 『新・日本男児と中居』に“カット代5万5000円の美容師” Lily柳本剛さんが出演!(2019.10.10)
【値上げの社会的背景】宮原健太の週刊タイパニュース
そもそもなぜ物価高が起きているのでしょうか? 連載「宮原健太の週刊タイパニュース」では、安倍元総理の番記者だった宮原さんがその社会的な背景を解説しています。
>> 電気料金が大幅値上げ! 宮原健太の週刊タイパニュース(32)(2023.11.08)
>> どうして物価高が起きているの? 宮原健太の週刊タイパニュース(1)(2023.11.08)
>> 円安とは何か? 宮原健太の週刊タイパニュース(2)(2023.11.15)
【海外の事例】坂手遼治さんが挑んだ20%値上げ
アメリカの美容室は日本よりも料金が高い、給料がいいといった話題はSNSでもよく見かけます。ニューヨークでカット料金を20%上げたことがあるという坂手遼治さんは「この経験があるので、僕は値上げすることに対してそれほど悩みません」と言います。
>> ジャカルタで美容室2店舗を経営。坂手遼治、オンリーワンの生き方(2019.04.26)
【消費税増税】構造が変わるときの値上げ
2019年10月に消費税率が10%に引き上げられた際、施術料金は値上げしましたか? ビュートピアでは値上げ予定のアンケートや取り組むべき事柄の解説を行いました。
消費税の増税は今後も起きるかもしれません。その際の参考にまとめておきます。
>> 消費税10%になる前に! 美容サロンが今すぐやるべき7のこと(2019.08.19)
>> <消費増税対策>販売済の回数券は増税前に使ってもらう!今から販売額を見直す!(2019.08.22)
>> 美容室のメニューは税込み?税抜き? 消費税増税で価格表示はどう変わる?(2019.09.17)
>> 消費税10%で美容室はどうする? 10月から値上げするサロンが4割! その理由は?(2019.09.18)
以上、値上げや価格改定に関する記事を紹介しました。今後も記事が増えるたびに追加していきますので、美容室の経営にお役立てください。