白髪が気になり始めたファーストグレイ世代には、ファッションカラーの“延長線上”で白髪染めを楽しんでもらいたい。
そんな希望をかなえてくれるのが、ムーランエムーランの「ヒカリナス」。暗くなってしまいがちな従来の白髪染めとは違い、明るい色味と透明感が魅力です。単品で色が決まり、ワンタッチ塗りで新生部・既染部がキレイにつながるのも、うれしいポイント。
第一線でファーストグレイ世代の施術にあたっている池田わたるさん(THE APARTMENT of Solon船橋)も愛用者の一人です。技術面やお客さまにとってのメリットをお聞きしました。
目次
①ファッションカラーの延長線上で楽しんでもらえたら
池田さんがムーランエムーラン製品を使い始めたきっかけは、知り合いのフリーランス美容師の推薦だった。最初はファッションカラー「イロリド」の透明感とくすみ感に惹かれたという。
ここ数年来のお気に入りは、ファッション・グレイ兼用カラーの「ヒカリナス」。35〜49歳のF2層からの支持が厚く、ファーストグレイ世代への施術を得意とする池田さんは「ファッションカラーの“延長線上”で白髪染めを楽しんでもらいたい」と語る。
たった一本で、お客さまに満足いただける幅広い使用法
池田さんによると「ヒカリナスだと、ファーストグレイ世代の方にも、これまでのファッションカラーの明るさや透明感を表現しながら、褪色しても明るくなり過ぎずにキレイなベージュ感を残せる」のだとか。
加えて、2024年1月に発売された新色「ピンクベージュ(PBe)」を試したところ、「単品で色が決まった」と喜ぶ。
たとえばピンクベージュにする場合、従来は薬剤をミックスして多少の白髪があってもキレイに発色するように調整していた。
ところが「ヒカリナス」はファーストグレイ世代の方にも“単品で”色が決まる。ミックスの手間が省けて作業効率が上がり、お客さまに負担をかけないのも導入メリットのひとつだろう。
新生部・既染部が明るくキレイにつながる
さらに「自分の施術では、新生部と既染部を塗り分けずにワンタッチですが、しっかりキレイにつながります」と話す。
ミックスの手間が省けるだけでなく、ワンタッチの場合も仕上がりがキレイ。フリーランス美容師が集まるシェアサロン運営者の視点においても「『ヒカリナス』は利益貢献になるのでは」と期待する。
②ブリーチいらずで色持ち良好、お客さまから見た「ヒカリナス」のメリット
「ヒカリナス」は美容師だけでなく、お客さまにとってもメリットが大きい。明るく白髪染めをしたい場合、これまではブリーチで色を抜いてから明るいカラー剤を乗せたり、ハイライトで白髪をぼかすなどで対応する方もいるだろう。
しかし、ブリーチした箇所は退色すると明るく黄色っぽくなり時には金髪のように見えるため、職場やプライベートの人間関係次第では派手に映りかねない。
「その点、『ヒカリナス』はファッションカラーと同じ感覚で利用でき、明るい色味にもこだわれる。たとえば上司やママ友の目が気になる方にも、気軽に取り入れてもらえます」と池田さん。
加えて、「F2層(35~49歳)の世代になると、少し出てきた白髪が気になる。だからと言って“今回から暗い白髪染め”と極端に切り替える必要が無く、ファッションカラーのような明るさや透明感をお客さまに引き続き楽しんでいただけるのが『ヒカリナス』の魅力」と語る。
さらに「ヒカリナス」は低アルカリ処方のため、繰り返し使用しても髪の状態が一定に保たれるのもうれしいポイント。池田さんも「ニオイが少ない・染みにくい・傷みにくい、僕はこの3つだと感じています」とメリットを語る。
カラー剤のアルカリが高いと、染まりやすい反面、髪が傷みやすく、色が抜けやすく持ちに影響する可能性もある。その点「『ヒカリナス』で染めたお客さまは色持ちもいい。退色しても明るくなりすぎません」。
池田さんいわく「臭いがないことにお客さまが驚く」のも、特筆すべきポイントだろう。根元から染める一般的なグレイカラーは頭皮にも薬剤が乗るため、サロンでキレイに洗い落としても帰宅後に頭皮の臭いにつながりやすいという課題があった。
「その点、『ヒカリナス』は施術中でも臭いを全く感じ無いですね」と池田さん。「個室で施術していても、ヒカリナスは全然臭いが気にならないです、とお客さまから評判をいただいております」。