ウエラカンパニーグループ HFCプレステージジャパン合同会社は、2024年2月1日付で「ウエラカンパニーグループ ウエラジャパン合同会社」に社名を変更する。あわせて本社も移転を予定している。
1880年創業のグローバルカンパニー
ドイツの美容師であるフランツ・シュトレイヤー氏が1880年に立ち上げたウエラは、創業140年を超えるグローバルカンパニー。
長い歴史の間には変遷もあった。2003年にP&Gによって吸収合併され、2015年にコティへ売却、2020年にはコティが米国の投資会社KKRへ株式の60%を売却している。
日本においては、1972年に現地法人としてウエラジャパン株式会社を設立。その後、ウエラカンパニーグループHFCプレステージジャパンに社名を変更し、小室達明氏が2023年3月1日付で社長に就任した。「イルミナカラー」などの美容室専売品を取りそろえる「 ウエラ プロフェッショナル」、コンシューマー向けの「ウエラトーン」、ネイルブランド「 OPI」を展開している。
新宿拠点に本社機能を移転
これまで、ウエラ日本法人の本社機能は、東京・青山の「ウエラ スタジオ東京」と同じビル内に置かれていたが、他の部署が入っている新宿の東京オペラシティタワー内に移転する。
▽新住所=〒163-1427 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー27階
▽旧住所=〒107-0061 東京都港区北青山3-3-5 東京建物青山ビル1階
DNAである「ウエラ」の誇りを社名として掲げ挑戦する
なお、同社では社名変更に込めた思いを次のように述べている。
「日本法人設立以降、50年を超える年月を支えてくださったお客さまからは、その独自な製品と常に新しい価値提供に挑むチャレンジ精神を高くご評価いただいております。
ビジネスの変化によって、数回の社名変更を経験した弊社ですが、今後もチャレンジ精神を大切にし、お客さまにとってオンリーワンの存在であり続けるために、我々のDNAである『ウエラ』の誇りを社名として掲げ、新たな挑戦を始めたいという思いがこの社名変更に込められております。
今後も最高の品質と革新的なサービスで新しい価値提供への挑戦を続け、皆様に愛されるブランド・企業となるべく取り組んでいく所存です」
文/大徳明子