西アジアや北アフリカ、インドに自生する「ヘナ」。
暑い地域の植物や果物は体を冷やすという通説がありますが、ヘナも現地では頭や体に塗って暑さ対策に使われてきたそうです。
日本でヘナというと白髪染めのイメージが強いので、体に塗って大丈夫なの?と驚きますが、メヘンディという伝統的なボディペイントがあり、クレオパトラもヘナで爪を染めていたと言われています。
蒸し暑い日本の夏にも、ヘナは相性が良さそうです。
とりわけ、オススメなのが「冷やしヘナ」! ヘナ商品を取り扱うグリーンヘナの実演販売に行ってきました。
場所は、オーガニック食品や化粧品を販売するナチュラルハウスの青山店。
店の奥、イートインスペースの横がオーガニック化粧品コーナーになっていて、グリーンノートのヘナが定番商品として入っています。
この日は、そのすぐ脇に、特設の島をつくり、冷やしヘナを紹介していました。
グリーンノートは、髪に悩みを抱える専業主婦がヘナの良さに感動して単身インドに渡り、自分の目と足で生産者を選び、日本で立ち上げたという会社。
ヘナカラーを主力に、ヘナ粉末を配合した白髪隠しスティック、ハーブシャンプー、石鹸などを展開。同社の製品には、創業者である中澤由紀子社長の天然由来成分へのこだわりが詰まっています。
こちらが冷やしヘナをつくっているところ。
メントール系シャンプーを冷蔵庫や氷で冷却した“冷やしシャンプー”のようなものを想像していたのですが「体温より少し低いくらいのぬるま湯で溶く」のが冷やしヘナ。
「ヘナは元々体を冷やす性質があるので、これで十分、涼しさを感じる」そうです。
(食料品店の中とあってモデルさんを用いた実演は無かったので、この写真はイメージです)
アーユルヴェーダの代表的なハーブであるヘナは5000年の歴史があり、日本でも自然派志向の人や、ノンジアミンのものを求める人に支持されています。
グリーンノートのヘナは、オーガニック認証の世界基準であるフランスのエコサート、米国農務省のUSDA認証を取得。ジアミン染料検査も受けているので、ジアミンアレルギーを心配する人にも安心です。
この夏は、冷やしヘナ始めませんか?