今年で5回目を数える「KAMI CHARISMA(カミカリスマ)」。
2023年12月12日に東京・日比谷の帝国ホテルで開催された表彰式では、第1回から実行委員会会長を務めている麻生太郎氏(自民党副総裁)が祝辞を述べた。
全国から選出するカミカリスマ
カミカリスマが発足して5年が経ちます。
日本には誇れるものが多いが、「髪」にもっと注目が集まってよいのではというのがそもそものはじまり。
おかげさまで毎回大勢の方に参加いただき、盛大な会を催すことができています。
日本に美容室は25万軒、美容師は53万人。その腕の良さに惚れて、世界中からお客が東京に来ています。 カミカリスマでも最初は東京の美容室や美容師を表彰していたが、東京以外にも腕の良い美容師は大勢いるはずだと、2022年版(2021年12月発表)から全国8エリアに規模を拡大しています。
今年ついにヘアカラー部門を新設
コロナ禍で日本に元気がなかったときでも、美容師の方は世界に活躍の場を広げて、大きな評価を得た。本当に喜ばしいことです。
そこで今回は、日本特有の伝統色に裏打ちされた、繊細で高度な技術を要するヘアカラーにおいて賞を新設し、1つ色、2つ色、3つ色という部門を設けました。
腕を磨けば、美容の芸術性や技能を世界に発信できる
カミカリスマというアワードが発足してから、全国から問い合わせをいただくことが多い。関心の高さがわかります。大変良い機会だったと思う。
今後ともぜひ、美容師の方の協力と力添えを賜りたい。
皆さんが腕を磨くことで、日本の美容業における芸術性、技能を世界に発信していけるはずです。
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編集・取材・文/大徳明子、岡本茉衣 撮影/漆戸美保