パーソナライズヘアカラーの定期購入(サブスクリプション)サービス「COLORIS(カラリス)」。
カラリスを展開するストークメディエーションは、オンライン診断によるカウンセリング機能を強化したECプラットフォームをW2(東京都中央区、代表取締役CEO:山田大樹)と共同開発した。
拡大するパーソナライズ製品やD2C市場をにらみ、このECプラットフォーム「W2 リピートセレクト」は、W2が今後幅広い業種へ販売する。
カラリスでは、アカウントのマイページから繰り返し行えるカウンセリング診断でリピート購入を促進。自分に合ったヘアカラー剤のサブスクリプションビジネスモデルに、より一層の拍車をかける。
パーソナライズヘアカラー剤のサブスク、リピーター獲得を目指すまで
2019年にスタートしたカラリスは、Web上でのカウンセリング結果から選ばれるヘアカラー剤&トリートメントを消費者宅へ直接配送するというサービス。
現在の髪色や髪質、前回はいつ髪を染めたかなど11の質問に答えるだけで、一人ひとりに最適な処方のヘアカラーを1万通り以上の組み合わせから提案。ヘアカラー後も、カラリス専属美容師が継続的にサポートする。
この「美容師による継続的なサポート」のため一部美容室と提携している。カウンセリングは公式LINEのチャット上で行い、画像や動画を活用してリアルに近い体験を提供している。
公式サイトの認定カラーリスト一覧からスタイリストを選択して予約できる機能を設け、カラリスから提携サロンに対して送客の導線も用意。提携する美容室の輪を広げ、「新しい集客・顧客育成の仕組み」を目指していた。
今回はECプラットフォームを進化させることでサブスクリプションのリピーター獲得を強化する構えだ。
前回の診断結果を踏まえたカウンセリングを受けられる
診断コンテンツでは、よりきめ細やかなオンラインカウンセリングが可能に。
結果にもとづいたレコメンドで、ユーザーの好みや気分に合わせた商品提案もなされる。
診断結果から購入までの画面遷移を減らし、離脱を防ぐ工夫も。
初回購入以降もオンラインカウンセリングの結果は固定されず、アカウントのマイページから何度でも診断をやり直せる。前回のスコアを踏まえたうえで繰り返し診断に臨むことで、サブスクリプションのリピート購入につなげたい考えだ。
梅野祐樹代表コメント
W2株式会社の「プラットフォームの力でコマースを進化させてなめらかな社会を創出する」という理念と、山田社長のWin-Winの関係性を大事にする人柄に惹かれたことがきっかけで、今回の共同開発が実現しました。結果、カウンセリング機能などを充実させた新たなカートが生まれ、それをいち早くカラリスのお客様にご提供できることを嬉しく思います。
これからEC業界は激化する中で、ブランドやサービスは、より一層お客さまに長くご利用いただけるものでなくてはならないと思います。カラリスは今後も、そのような視点を持ちながら商品開発・改良を続けてまいります。
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