日本ヘアカラー工業会(JHCIA)の新会長に、田尾大介氏(アリミノ代表取締役社長)が就任した。
アリミノ・田尾社長が新会長就任
日本ヘアカラー工業会は2023年6月14日に臨時理事会を開き、新会長を選出した。
2013年から10年にわたって会長を務めた水野真紀夫氏(ホーユー会長)は、副会長に就任した。
会長および副会長は、以下の通り。
▽会長 田尾 大介(株式会社アリミノ)
▽副会長 蓮見 基充(花王株式会社)
▽副会長 水野 真紀夫(ホーユー株式会社)
▽副会長 武田 靖史(株式会社ミルボン)
=敬称略=
「手荒れの問題解決に注力」(田尾会長)
就任にあたり田尾新会長は、次のように抱負を述べている。
「新たな取り組みとして、理美容業界における手荒れの問題解決に注力します。理美容師の手荒れが離職率の一因となっていることを認識し、日本ヘアカラー工業会としてもその解決に向けたサポートを行い、具体的な取り組みを推進する考えです。
また、理美容師が安心して働ける環境を整え、理美容業界全体の発展に貢献します。
今後もJHCIAは『より安全に、安心してヘアカラーリングを楽しみ続けられる社会の実現への貢献』をミッションに掲げ、私たちは消費者の皆さまにとってウキウキ感やワクワク感のあるヘアカラーリングライフが身近に根づいた社会を実現し、生活の質(QOL)の向上に貢献することで、皆さまの人生を応援します。
さらに、将来を見据え、ヘアカラー市場における消費者価値の多様化、高齢化、国際化などへの取り組みを業界全体として行ってまいります。
今後も継続して、より安全に、安心してヘアカラーリングを行うための環境整備や仕組み作りを推進します」
日本ヘアカラー工業会は、昭和35年10月に設立された国内におけるヘアカラーのメーカー団体。正会員35社、賛助会員15社が加盟している(令和5年6月現在)。
文/大徳明子