ビューティガレージの2023年4月期連結決算（2022年5月1日～2023年4月30日）は、売上高が前年同期比12.9％増の264億2900万円、営業利益が12.9％増の13億5700万円の増収増益だった。
ビューティガレージ2023年4月期決算
2月に上場10周年、4月に創業20周年というメモリアルな期である2023年4月期。前期に続き、売上高、利益ともに2桁成長を遂げた。
2023年4月期決算（2022年5月1日～2023年4月30日）※連結
売上高
264億2900万円（前年同期比12.9％増）
営業利益
13億5700万円（同12.9％増）
経常利益
13億5400万円（同11.5％増）
親会社株主に帰属する当期純利益
8億6500万円（同21.8％増）
※包括利益 8億5100万円（同13.9％増）
セグメント別の業績概要
| 物販 | 店舗設計 | その他周辺 ソリューション | |
| 売上高 （百万円） | 21,725 （17.3%増） | 3,119 （19.1％減） | 1,584 （54.5%増） |
| セグメント 利益 （百万円） | 1,112 （16.6%増） | 185 （31.0％減） | 246 （98.1%増） |
物販事業は、ECアプリの全面リニューアル、仙台支店の移転リニューアルオープン、取り扱いブランドの拡充などを行った。
物販のなかでも特に、EC売上高が180億8900万円（前年同期比23.1％増）、リピート商材である化粧品・材料売上高が122億7200万円（同24.5％増）と大きく成長した。
店舗設計事業は、クリニックなど美容サロン以外の顧客開拓が進んだ一方、一部の中堅社員の抜けた影響で案件受託数が落ちこみ、事業売上高が31億1900万円（同19.1％減）、セグメント利益が1億8500万円（同31.0％減）で着地した。
その他周辺ソリューションサービスは、既存事業が堅調で、さらにマーケティング支援サービスや洗濯代行サービスなどを新たに始めた結果、事業売上高が15億8400万円（同54.5％増）、セグメント利益が2億4600万円（同98.1％増）と飛躍的に伸びた。
2024年4月期の業績予想
2024年4月期（2023年5月1日～2024年4月30日）※連結
売上高
301億5800万円（前年同期比14.1％増）
営業利益
15億6100万円（同15.0％増）
経常利益
15億6300万円（同15.4％増）
親会社株主に帰属する当期純利益
9億4300万円（同9.0％増）
文／大徳明子
