モッズ・ヘアを中心に直営店を国内に12店舗、ブランドシェアサロン(フランチャイズ)を国内外に60店舗展開するエム・エイチ・グループ。
2023年6月期第3四半期決算(2022年7月~2023年3月)は、売上高が前年同期比3.2%増の14億2100万円、営業利益が同258.1%増の5900万円、経常利益が同181.7%増の6300万円で、利益が大きく回復した。
エム・エイチ・グループ第3四半期決算
2023年6月期第3四半期決算(2022年7月1日~2023年3月31日)※連結
売上高
14億2100万円(前年同期比3.2%増)
営業利益
5900万円(同258.1%増)
経常利益
6300万円(同181.7%増)
親会社株主に帰属する当期純利益
3300万円(同214.0%増)
※包括利益 3800万円(―)
セグメント別の業績概要
売上高 (百万円) | セグメント利益 (百万円) | |
直営サロン運営事業 | 703 (9.1%増) | 47 (777.0%増) |
BSサロン運営事業 | 205 (15.0%減) | 92 (0.9%減) |
ヘアメイク事業 | 283 (4.2%減) | 6 (65.5%減) |
美容室支援事業 | 89 (0.9%増) | 52 (4.0%減) |
キャリアデザイン事業 | 203 (22.2%増) | 14 (259.5%増) |
直営サロン運営事業
首都圏を中心に12店舗(モッズ・ヘアサロン11店舗、美容室セラヴィ1店舗)を展開する直営サロン運営事業。
既存店が順調で売上高が2桁近く伸び、セグメント利益は前々年の赤字、前年の500万円から4700万円へと回復した。
BSサロン運営事業
BSサロンとはブランドシェアサロンの略。「共に一つのブランドをシェアする」という意味で、エム・エイチ・グループでは、フランチャイズではなくBSサロンと呼んでいる。
国内3店舗、韓国3店舗を閉店し、中国で1店舗出店。あわせて5店舗減少した結果、国内40店舗、韓国14店舗、台湾2店舗、中国4店舗の計60店舗となった。
プライベート商品は堅調だったが、サロン数が減少したため減収減益で着地した。
通期の業績予想
2023年6月期(2022年7月1日~2023年6月30日)※連結
通期の業績予想は、直近に公表されたものから修正はなかった。
売上高
19億円(前年同期比2.8%増)
営業利益
5500万円(同83.9%増)
経常利益
6000万円(同60.9%増)
親会社株主に帰属する当期純利益
4000万円(同136.9%増)
文/大徳明子