新型コロナウイルスの位置づけが「5類」へ移行、マスク着用も緩和となる見通しです。新しいコロナとの向き合い方が進む中で、再び「オフィス」での美容も気になるところ。
今回は女性の「オフィスネイル」の調査について。「オフィスネイルに関する意識・実態調査」より、人気デザインや人気カラーをご紹介します。
文・作表 田中 公子(ホットペッパービューティーアカデミー研究員)
目次
①職場でのネイルしている人の割合は「4割~6割程度」が最も高い
オフィス勤務している女性に、「あなたの職場でネイルをしている人の割合」を聞いたところ、「4~6割程度」が最も高く18.2%に。続いて「2~4割程度」、「6~8割程度」が続きます。
これらを平均すると、職場でのネイル実施率は、32.8%になりました。約3人に1人が職場でネイルを実施していることになり、職場ネイルの定着がうかがえます。
②業種別でのネイル実施率、トップは「メディア・広告・出版・印刷」
業種別に職場でのネイル実施率をみていきましょう。
最も高い業種は「メディア・広告・出版・印刷」でネイル実施者は、45.1%と半数近くいるようです。トップ3からは、職場の服装も自由度の高いイメージのある業種がランクインしています。
意外に思われるのは、4位の「金融・保険」かもしれませんね。復職規定に厳しいイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、ネイルのカラーやデザインを業種・職場にフィットするものを選べば職場に取り入れることができるようです。
③社外の人との接触頻度が高い職場ほど、ネイルの実施率は高い
もう一つ、「社外の人との接触頻度別」に職場でのネイル実施率をみていきましょう。社外の人との接触頻度が多い職場は、そうでない職場に比べて職場でのネイル実施率は高いようです。
手元は名刺交換の際など、実は社外のお客さまに結構「見られる」場所です。コロナ禍の規制が緩和されていく中で、社外の方との対面での接点もこれから増えていくでしょう。社外の人に対する身だしなみの一つとネイルを取り入れたいというニーズも高まるかもしれません。