アイスタイルの2023年6月期中間決算(2022年7~12月)は、売上高が前年同期比19.0%増の203億5800万円と半期における最高売上を達成。営業利益は赤字だった前年同期から約9億円の損益改善で、2億5400万円の黒字となった。
アイスタイル中間決算
2023年6月期第2四半期決算(2022年7月1日~2022年12月31日)※連結
リアル店舗「@cosme STORE(アットコスメストア)」やECサイト「@cosme SHOPPING(アットコスメショッピング)」を手がけるビューティサービス事業が売上をけん引。昨年8月に米アマゾン、三井物産との業務資本提携を締結したが、提携による業績寄与がまだない中でも、半期の売上高として過去最高を記録した。
売上高
203億5800万円(前年同期比19.0%増)
営業利益
2億5400万円(―)
※前年同期は6億3300万円の営業損失
経常利益
1800万円(―)
※前年同期は6億9300万円の営業損失
親会社株主に帰属する当期純利益
△3600万円(―)
※包括利益 △2億2400万円(―)
セグメント別の業績概要
売上高 (百万円) | セグメント利益 (百万円) | |
オンプラットフォーム事業 | 3,979 (7.4%増) | 727 (90.4%増) |
ビューティサービス事業 | 13,520 (28.1%増) | 379 (―) |
グローバル事業 | 2,201 (7.7%減) | 10 (―) |
その他事業 | 658 (41.9%増) | 4 (77.1%減) |
通期の業績予想
2023年6月期(2022年7月1日~2023年6月30日)※連結
通期の業績予想は、直近に公表されたものから修正はなかった。
売上高
400億円(前年同期比16.3%増)
営業利益
5億円(―)
経常利益
1億7000万円(―)
親会社株主に帰属する当期純利益
3000万円(―)
文/杉野碧