
平成8年までは暦年、平成9年以降は年度。平成22年度は、東日本大震災の影響により、宮城県は仙台市以外の市町村、福島県は相双保健福祉事務所管轄内の市町村が含まれていない
厚生労働省は2023年1月19日付で、令和3年度衛生行政報告例を発表した。
美容所(以下、美容室)が26万4223軒で過去最高を更新する一方、理容所(以下、理容室)は11万4403軒に減少。理美容室あわせて37万8626軒となった。
美容室は過去最高26万4223軒
令和3年(2021年)の美容室の店舗数は、前年度から6333軒増の26万4223軒(前年度比2.5%増)。年々増加を続けており、今回も過去最高を更新した。
一方、理容室はさらに減少し、1053軒減の11万4403軒(前年度比0.9%減)となった。

従業人数は美容師56万1475人、理容師20万6747人
働く人の増減も、理美容室は対局にある。従業美容師数は前年度から1万1540人増の56万1475人。従業理容師数は4102人減の20万6747人となった。
なお、衛生行政報告例は秋に公表される予定だが、4年連続で公表時期が繰り下げられた。過去3年は「新型コロナウイルス感染症の影響」が理由だったが、今回は「数値の精査に時間を要したため」としている。
文・作表/大徳明子