KAMI CHARISMA(カミカリスマ)の映像コンテスト「KAMI-1(カミワン)グランプリ」が、2023年から始動する。
その前哨戦として、2022年は「KAMI-1グランプリZERO」を開催。2022年12月13日の「カミカリスマ 2023アワード」で、最終審査の結果発表が行われた。
応募総数1,008作品の中から、ANTI(アンティ)のCHO氏とRYO氏による作品「∞INFINITY∞」がグランプリに輝いた。
SNS時代にマッチした映像コンテスト
これまでの理美容業界のコンテストといえばカットコンテストやフォトコンテストが思い浮かぶが、「KAMI-1グランプリ」は映像によるコンテスト。
InstagramやTIikTokでの集客が欠かせない現代で、個性や強みを打ち出し、自己プロデュース力を発揮する絶好の機会になる。
前哨戦となる「KAMI-1グランプリZERO」のテーマは、「理美容を通じて次代を創造する映像」。全国から1,008作品が集った。
1000を超える作品から18組が決勝進出
決勝に進出したのは18組。
グランプリには、「CHO&RYO」(ANTI)が輝いた。
チーム名 | サロン名 | |
1位 | CHO&RYO | ANTI |
2位 | 藤巻巡日人 | romp |
3位 | 島崎力斗 | OCEAN TOKYO |
3位 | 阿部吉晃 | ALLY |
5位 | 峰田大暉 | OCEAN TOKYO WHITE |
6位 | peekers | PEEK-A-BOO銀座並木通り |
7位 | JOMELL. | ― |
8位 | 田代時男、長江巧磨 | SHIMA |
9位 | Lond Artist Team | Lond |
9位 | DARA | PELE |
11位 | 張替光輝 | HIRO GINZA BARBERSHOP |
12位 | 坂本たかまさ | ACA |
13位 | 大田JAPAN | OCEAN TOKYO WHITE |
14位 | PEEK-A-BOO HARAJUKU アシスタントチーム | PEEK-A-BOO原宿 |
15位 | 美容師兄弟 | cache cache表参道 |
16位 | Two Touch | PEEK-A-BOO原宿 |
17位 | 堤大輔 | LiLoinveve |
18位 | 藤原愛莉 | Belle表参道 |
=敬称略=
「日本の美容を発信できる作品」
「CHO&RYO」は、ANTIのCHO氏とRYO氏によるユニット。
授賞式のスピーチでCHO氏は、「誰に審査されるのかを考えるのではなく、自分たちの好きなものを詰め込んで、日本の美容を発信できる作品をつくった」と振り返った。
審査員を務めたのは、三つ星美容師5名とクリエイター4名の合計9名。
奈良裕也 | SHIMA HARAJUKU |
岡村享央 | MINX 銀座店 |
宮村浩気 | AFLOAT |
高木琢也 | OCEAN TOKYO |
川畑タケル | BEAUTRIUM七里ヶ浜 |
中内章裕 | 映像ディレクター |
武藤眞志 | 映像作家 |
軍地彩弓 | ファッション・クリエイティブ・ディレクター |
鈴木正人 | 音楽プロデューサー |
=敬称略=
審査員を代表して、映像ディレクターの中内章裕氏(株式会社スペラール)は「美容師の仕事は髪を切ることだが、人をデザインするコンセプトと、外国人にも伝わる独自性のある世界観だった。動画編集も上手で、音楽も心地よかった」とたたえた。
2023年のエントリー受付中
「KAMI-1グランプリZERO」の最終審査発表の様子は、カミカリスマ公式YouTubeチャンネルでチェックできる。
※KAMI-1グランプリZEROは、31分35秒から
「KAMI-1 グランプリ 2023」のエントリーは1月1日から開始している。
参加資格は、40歳までの理美容師。個人またはチームでのエントリーが可能となっている。
→ 詳細やエントリーはこちら(専用サイトKAMISMA ONE)
■ カミカリスマ2023まとめ
→ 【カミカリスマ2023総力レポート】三つ星美容師は10名、初の三冠サロンが誕生
編集/杉野碧 文/大江きさき