2023年10月からスタートするインボイス制度。
公益財団法人東京都生活衛生営業指導センターは1月24日(火)、「生活衛生関係営業者が押さえておくべき消費税」と題し、都内の事業者向けにインボイス制度に関する講演会を無料で開催する。
セミナー申し込みは1月10日(火)まで。
美容室へ影響及ぼすインボイス制度
「インボイス制度」の正式名称は、「適格請求書等保存方式」。インボイス制度へ変更になることで、免税を受けているサロンやフリーランス美容師は影響を受ける恐れがある。
インボイスとは事業者が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝える請求書や領収書のこと。インボイス制度では、課税事業者か免税事業者かによって、請求書の書き方が変わる。
適格請求書発行事業者になるには、事前に税務署に申請し、登録番号を取得しなければならない。
インボイス制度の採用は2023年10月からだが、制度開始と同時に適格請求書発行事業者となるためには、原則2023年3月末までに申請が必要となる。期限が迫る中、今のうちに対応をチェックしておきたい。
セミナー申し込みは1月10日まで
東京都生活衛生営業指導センターは、「インボイス制度~生衛業者が押さえておくべき消費税」と題し、都内の理美容や飲食業など生活衛生関係営業者向けに講演会を行う。なお、美容専門の講演会ではない。
申し込みは、1月10日(火)まで。
定員は50名。受講料は無料。受講申込書に必要事項を記入し、東京都生活衛生営業指導センター宛にFAXで申し込む。
講演会の概要
プログラム
インボイス制度「生衛業者が押さえておくべき消費税」
講師
根津信之氏(税理士・中小企業診断士)
日時
2023年1月24日(火) 15時~16時30分
会場
主婦会館プラザエフ 9階「スズラン」
(東京都千代田区六番町15)
対象
都内の生活衛生関係営業者
※東京都以外の事業者は対象外
料金
無料
定員
50名(事前申込制・先着順)
申し込み方法
受講申込書に必要事項を記入の上、東京都生活衛生営業指導センター宛にFAXで申し込む
FAX:03-3445-8753
※公式サイトの「指導センターからのお知らせ」から開催案内と受講申込書をダウンロードできる
編集/杉野碧 文/暁かえで