実は、年々受賞美容師＆サロンが増えているカミカリスマ。写真を見てもらえれば一目瞭然なのですが、公式ブックもどんどん分厚くなっている！
・2020年版は、本の厚み／17mm 本の重さ／303g
だった公式ブックが
・2021年版は 本の厚み／18mm 本の重さ／319g
・2022年版は 本の厚み／20mm 本の重さ／351g
・2023年版は 本の厚み／22mm 本の重さ／402g
（さとゆみ調べ）
これはつまり、星つき美容師さん＆サロンが増えているということでもあるのだけれど、2022年から東京だけではなく全国版になったことも大いに関係しているのでしょう。
・2020年には受賞美容師／82名 受賞サロン／33軒
だった受賞数も
・2021年には受賞美容師／99名 受賞サロン／47軒
・2022年には受賞美容師／129名 受賞サロン／61軒
・2023年には受賞美容師／145名 受賞サロン／72軒
これって、全国の美容師＆美容院の数からするとどれくらいの割合かというと……2020年時点の美容師数が約54万人、サロン数が約25万軒なので、これで計算すると
2020年の場合は、
・星つき美容師の割合＝0.015% つまり、１万人に1.5人の割合。
・星つきサロンの割合＝0.013% こちらは１万軒に1.3サロン程度。
2023年も同じ美容師数とサロン数で計算すると
・星つき美容師の割合＝0.026% つまり、１万人に2.6人の割合。
・星つきサロンの割合＝0.028% こちらは１万軒に2.8サロン程度。
結論／星つき美容師になる確率は１万人に2.6人！
ジェンダーに関しては、さまざまな自認があると考えるので配慮が必要だと思いつつ（もし、失礼ありましたらぜひご一報ください）、調べてみました。
今回星つき美容師として選ばれた145名のうち、女性は19名。全体の約13%です。
ちょっと古いデータではありますが、2015年の日本の美容師さんの男女比率は2：8と言われているので（国勢調査より）、その割合からすると、圧倒的に男性の受賞が多いことがわかります。
先ほど、受賞者は１万人に2.6人といいましたが、女性美容師さんにおける受賞率となるとさらに割合が低くなり、0.0043%。10万人に約4人の割合になります。せ、狭き門！！
また、今回星つき美容師として選ばれた145名のうち、東京以外のサロンの美容師さんは12名（カミカリスマ公式ガイドブックに記載されているサロン住所より）。圧倒的に東京の美容師さんが多いのです。
ただ、2022年から星つきに準じるグレイティーインフィニティ部門が設立され、各地域の美容師さんにもスポットライトがあたるようになりました。
2023年にグレイティーインフィニティ部門を受賞した美容師さんは73名。そのうち東京以外の美容師さんは29名（カミカリスマ公式ガイドブックに記載されているサロン住所より）。このグレイティーインフィニティ部門のみなさんは、星つき美容師さんの候補とも言えるので、来年はもっと多くの地方美容師さんのランクインが期待できそうです。
結論／東京以外の星つき美容師さんは145名中12名！
これ、すごく気になるところですよね。カミカリスマの運営母体については、美容師さんたちがいろんな噂をしているのを聞くのですが、ずばりそれについて取材されたのはこちらの記事です。
選考基準には７つの指標があって
１）技術力
２）デザイン性
３）仕事への真摯な姿勢
４）今をつかむ表現力
５）ブランド力
６）世界への発信力
７）売上力
が基準になっているそうです。
※第３回より選考基準を改定。第２回までの選考基準はこちら
受賞した美容師さんに聞くと、８月ごろに授賞式の招待状が届いたそうです。意外と早いですね。公式ブックを作らなきゃいけないからかな。
この招待状は封書で届くのだとか。
そして、その時点では自分が（自分のサロンが）、１つ星を受賞したのか、３つ星を受賞したのかなどは明かされないのだと教えてもらいました。ただし、どの部門での受賞なのかは書かれているそうです。
初受賞の時には封書が届くと、「これが噂の……」となるようですよ。
会場には全員が来るとは限らなくて、３つ星受賞者の美容師さんでも欠席される方はいらっしゃいます。授賞式自体は１時間半くらいなのだけれど、そのあと部門ごとに写真撮影があるので、なかなかの長丁場。全国から有名美容師さんたちが一同に会するので、なんだか同窓会のような雰囲気もあるのでした。
結論／授賞式の招待状は８月頃にくる！
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